理事長挨拶

 谷病院がこの地に開院して80年以上の月日が流れました。その間には、第2次世界大戦という大きな戦争もあり、グンゼの空襲の時には、廊下や待合室にまで怪我をなさった方々が運び込まれたと聞いております。
 私が経験しただけでも、1986年8月6日の大水害、そして2011年3月11日の東日本大震災がありました。その長きに渡って地域の病院として継続できたのも、地域の皆様からの支え、並びにその時々の職員の努力に他ならないと、感謝しております。
 さて現在、谷病院には一般病床と医療型療養病床があります。遠くまでの通院でのご不便の解消のため、人工透析も開設しております。また同じ敷地内に併設型として県内3番目に介護老人保健施設「明生苑」を開設し、お年寄りのリハビリにも貢献していると自負しております。

 関連施設として特別養護老人ホーム「陽だまりの里」(すべて個室)を平成19年に大玉村に開設いたしました。「明生苑」「陽だまりの里」ともデイサービスも行っております。
 医療においては「ホスピタリティの心」があって初めて医療技術が人間の身体に活かされるのだと思います。最近の価値観の多様化の中、医療も経済的利益の追求のみに利用されることがないとは言えない時代になってまいりました。
 そんな中にあっても、私たちは、地域の皆様の健康を守るため、優しさと思いやりを忘れず着実に一歩一歩進んで参ります。
 日本国中に高齢化の波が押し寄せております。そんな中、この地域の皆様が、安心して過ごしていける一翼を担うべく、努力してまいる決意でおります。